こんにちは。Enter Link English代表の酒井理恵子です。
みなさん、私がずっと英語ペラペラだったと思っていませんか?
実は、高校の時は赤点をとるくらい、英語が苦手だったのです。
そう言うと「うそだぁーー」と信じてくれない人も多いのですが、
本当です。なんなら通知表をお見せしたいくらいです。(といっても葬りたい過去なので、通知表がどこにあるか分かりませんが、きっと物持ちのよい私の母親がどこかに保管していることでしょう。)
私は英語に出逢って20年が経ちますが、ずーーーと英語が好きで得意だったわけではありません。
今日はそんな私が「なぜ英会話コミュニティーを始めたのか」を書きます。
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英語との出逢い
「公〇式」に通っていたときに当時の塾長さんにすすめられたのを覚えています。
10歳のころの私は何にでも興味津々。「NO」という選択肢はありませんでした。
塾長:りえちゃん、英語やってみる?
わたし:うん!
おそらくこれくらいの会話で私の英語ライフが始まったと思います。
アルファベットを書いたり、カードをスライドすると単語が聴ける機械を使ってリスニングと発音をしたり、英検に挑戦したり、、、
とにかく、新しいことを覚える感覚が楽しかったのを覚えています。
そんなこんなんで、私は「英語が好き!楽しい!」まま中学校に入学します。
初めての海外・ホームステイ
中学校に入っても「英語が好き!楽しい!」は変わりませんでした。
中学1年生のときの担任の先生が英語の先生だったこともあり、わたしの「英語熱」は過熱する一方。
中学校1年生のときの文化祭では、映画「The Sound of Music」のマリア先生を役をやり、全校生徒の前で「ドレミの歌」「エーデルワイス」などを英語で熱唱しました。
いま思うと、なんとまあ恥ずかしいことを・・・
若気の至りです。
そして、中学2年生のときについに!私は海外進出をするのです。
に行きました。
市のプログラムで毎年夏休みに市内の中学2年生を数名(わたしのときは15人くらいだったかと)、10日間ほど海外研修に連れていってくれるのです。研修費は半分市が負担してくれ、ホームステイ付き・観光付き・引率の先生と添乗員付きと、至れり尽くせりの研修です。
はじめての海外で英語が日常的に使われている環境に行ってみて、少しだけだけど英語で「コミュニケーション」がとれたことがとても嬉しかったのと、「英語って外国の人に本当に通じる言葉なんだ」という実感ができたことを覚えています。
ご想像がつく通り、私はますます英語が好きになりました。
「英語が好き!得意!」な私は高校生になります。
この私が赤点!?はじめての挫折・・・
高校生になった私は
4月に5つの衝撃を受けます。
①英語の授業がひとつでないこと。(文法・リーディング・オーラルの3つくらいあったと思います。)
②毎回小テストがあること。(ボキャブラリーテスト)
③毎回予習が必要であること。(ノート見開き分くらい)
④1時間に進む量が、体感で中学校の1週間分くらいであること。
⑤先生の言ってることがまるで呪文
結果、授業についていけない。
赤点
今まで「英語が好き!得意!」とおもっていた自分が恥ずかしくなりました。
涙したことも・・・(ウソ?ホント?ご想像にお任せします)
そうして、私は非行の道へ・・・
・・・
とはさすがになりませんでしたが、英語をはじめ、勉強そっちのけで
英語が苦手になった私は、大学の進路選択で大いに迷いました。
やりたいことがない!
英語専科に行って、留学して、英語使ってバリバリ働いて、青い目の人と結婚する・・・
なんていう夢はもう持てません。
それでも英語には少し触れたい。
そう思った私は、人間学部に入学します。
人間学部??
平たくいうと総合学部です。心理学・教育学・社会学・環境学・国際社会学といったことを全版に学び、教養人を育てよう!といった学部です。
国際社会学があるので、「英語」もチョット学べるのです。
将来やりたいことが定まらない、英語があきらめきれない、そんな迷える子羊の私にピッタリの学部です。
目からウロコ!「英会話は中学英語」
大学生になってはじめての「英語」の授業は
オーストラリア人の先生、通称:Greg(グレッグ)の英会話の授業でした。
そこで私は再び5つの衝撃を受けるのです。
①Gregの言ってる事が分かる
②授業の内容も分かる
③だって「中学英語」なんだもん
④でも周りの友達は「むずかしい・わかんない」って言ってる
⑤もしかして私は「英語ができる?」
まさに目からウロコでした。
そのときに気づいたのは私が苦手なのは「英語」ではなく「高校英語」そして私が得意なのは「中学英語」であり「英会話は中学英語でできる」というということです。
実際に、中学では2,500語から3,000語の単語(熟語)を習いますが、基本的な日常英会話で必要な単語量の最低ラインも2,500語くらいであると言われています。
まだ自分の英語ライフに可能性があることに気づいた私は、もう一度英語を学び直すことに決めました。
大学では、英会話学校に通ったり・英検やTOEICの勉強をしたり、
アメリカ・オーストラリア滞在したりしながら英語を学びました。
社会人になってからは、英会話学校に就職したり、中学校英語講師になるなど、常に英語を自分の身近に置きながら、英語ライフを続けていました。
ちなみに現在も中学校で英語を教えています。
このお話をすると「えっ!?先生がかけもちしていいの?」という質問をよくされるのですが、わたしは「非常勤講師」なので大丈夫なのです。公務員ではありません。県に雇われているアルバイトさんなのです。
今は中学校1年生を担当しています。この時期(9・10月)の中1が勉強していることは「How many ~?」 です。これを勉強すると「複数形」「WHクエスチョン」「someとany」も一緒に学ぶことができます。
日常英会話にとってとても大事な要素たちです。
そして中学3年生になると「make + A + B」「want + A + to + 動詞の原形」などを習います。
字面でみると難しいなと感じる方もいるかもしれませんが、またこれも日常英会話ではよく登場するフレーズです。
I want you to help me. (わたしはあなたに手伝ってほしい)
I want you to go to bed.(わたしはあなたに寝てほしい。→寝なさい。<親が子供に使うフレーズ>)
You make me happy.(あなたはわたしを幸せにする→あなたといると楽しいわ)
といった具合です。
ちょっと話がそれてしまいましたので、戻します。
今まで読んでいただいてお分かりたと思いますが、私の英語ライフは決して順風満帆ではありません。(←使ってみたかったこの四文字熟語!!)
が、そんなふうに紆余曲折ありながら(←これも使ってみたかった!!)英語ライフを送っていくうちにわたしの中である想いが沸いてきます。
「私&英語」でできることってないんだろうか・・・
英会話学校に勤めていたときに感じたのは「英会話学習にたくさん投資をしてくださる」ということ。月に平均:2~3万円ほど投資して下さいます。お金だけでなく時間も一緒に投資して下さいます。
中学で英語を教えていて感じるのは「英会話で使える英語だらけだなあ」ということ。それを生徒達はほぼ毎日、無料で学んでいるのです。
中学校ですでに学んだことを大人になって時間とお金をかけてまた学ぶ。
それが日本の現状のひとつです。
なんでこうなってしまうんだろう?
1つの答えは「学生を卒業すると英語に触れる機会が圧倒的に減るから」だとわたしは思います。
英語は「コミュニケーションツール」のひとつなので使わないとすぐに忘れてしまします。学生のうちは強制的に設けられていた英語の時間も、社会にでてからは意識的に設けないと英語の時間は作れません。
でも、社会にでてから英語を使う機会を日常的に設けることは多くの場合、困難です。仕事で英語を使うのであれば話は別ですがそれ以外では、週一回の英会話・年に一回の海外旅行といったところでしょうか。
非常にもったいない。
中学英語で習ったことを活かせば、英語できる・話せる・使えるようになるのです。
だって、高校英語で赤点だった私でもできているだから!!
「私&英語」でできることってないんだろうか・・・(2回目)
英会話コミュニティーEnter Link English 誕生
気軽に英語に触れる機会や場所があったらいいな。
英語は中学英語でできる。っていうことを多くの人に実感して欲しいな。
一人で勉強すると続かないけど、みんなで勉強したら楽しいし、続くよな。
Enter Link English を始めたワケです。
Enter Link Englishは「英語をみんなで楽しくinput&output」をする場所です。
outputを大事にするので、外国人講師・スタッフはおりません。
Enter Link English のイベントの1つAll English Partyもほぼ日本人のみです。
私の捉え方の1つとして
外国の方はどちらかというと「まずは自分から話す」文化
日本人はどちらかというと「まずは相手の話を聞く」文化
つまり、「外国人」vs「日本人」になると日本人は聞く側にまわりがちなのです。もちろん、日本人でも自分からお話できる方もいます。そういう方々は英語をoutputするのも上手できっと英語が話せるようになるスピードも速いと思います。
私が注目しているのは「まずは相手の話を聞く」文化が染み付いている日本人で英語ができるようになりたい方々です。
なので、あえて日本人が多いコミュニティーなのです。聞くのが得意な人ばかりだと、コミュニケーションは成立しません。無理やりにでも話す側にまわる訓練も時には必要なのです。
そうすることで「英語をoutput(話す)する機会」が少しでも多くなり、
あっ!なんかちょっと英語がでてくるようになってきたと実感できたら、
英語は楽しくなるし!
話したくなるし!!
使えるようになるのです!!!
すみません、ついつい熱くなってしまいました・・・
そんなわけでEnter Link Englishをスタートしてもうすぐ1年です。
最初はAll English New Year’s Party!から始まりました。
そして「朝から英会話」を毎週土曜日の朝9:30-11:30で始めました。スタート当初は「簡単!楽しい!スマート英会話」というレッスン名でした。
「朝から英会話」では中学校のシンプルな英語で日常英会話・海外旅行英会話をやっています。初級(中級)向けです。日本語を交えなら、素朴な疑問も気軽に聞けるようなレッスン雰囲気です。
例えばあるとき、こんな質問をしてくださった参加者の方がみえました。
「”go to a bathroom”と”go to the bathroom”の違いはなんですか?」
これは”a”と”the”の違いが理解できているかどうかがポイントになります。
これも日本語を交えながらのレッスンなので詳しくお話することができますし、2時間たっぷりレッスン時間をとっているので分かるまできちんと説明することができるのです。
ちなみに “go to a bathroom”も”go to the bathroom”も意味は「トイレにいく」です。ただ、使い方が違います。
“a”は「特定しない1つ」”the”は「特定した1つ」という違いがあります。
①”a”を使うときは
A: I want to go to a bathroom. Where is it?(トイレに行きたいです。どこにありますか?)
B: It’s on the second floor.(2階にありますよ。)
②”the”を使うときは
A: I want to go to the bathroom. Excuse me.(トイレに行きたいです。ちょっと失礼。)
B: Sure.(もちろん)
というような会話になります。
①のときは、Aさんは自分が行くトイレがどこにあるか分らないので「特定しない1つ」の”a”を使います。②のときは、Aさんは自分が行くトイレがどこにあるかすでに分っているので「特定した1つ」の”the”を使います。
見学&無料相談会実施中!
「朝から英会話」では見学&無料相談会を受付していますので、ぜひ一度レッスンを見に来てくださいね。
「朝から英会話」のほかにも「ぷらっと英会話」「朝からchallenge英会話」「All English Party」など、気軽に楽しく英語学べる環境を提供しています。
と、こんな感じで、わたしはEnter Link Englishをこれからも発展させていきますので、みなさんどうぞよろしくお願い致します。
これからは名駅・多治見での活動も広げていく予定ですので、どうぞお楽しみに。
投稿者プロフィール
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テストが赤点だったことがありながらも、20年以上の英語学習経験の中で、英会話で重要なのは「中学レベルの英語」だということを確信して英語アレルギーを克服。
自身の学習体験・大手英会話スクールでの実績・中学校での英語指導経験を活かし2015年「英会話コミュニティー Enter Link English」を立ち上げる。
現在は株式会社えいかつを設立。
ベイビーからシニアまで、英語を学び続けられる環境を提供している。
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